平沢進氏がたびたびおっしゃられる『客席の美化』という言葉の意味を噛み締めるブスです。ごきげんよう。
今日は推しに化粧品を買えと言われてもそもそも何から手をつけたら良いかわからない方向けに最低限度揃えなければいけない化粧品をご紹介します。
再三再四お告げされたからそろそろ怖くなってきたよね。
この記事はあくまで
- 急に化粧品を買えと言われてもガチでわからない
- 化粧品の用途すらわからない
- 化粧品になんて金を使いたくないけどこれを機に一通り揃えておきたい
という方向けにざっくりおおまかに話を展開していきます。なのでなるべくスポンジとかブラシとか使わないようにします。でも慣れてきたらブラシを使ってほしさはある。
ある程度わかってる方は「は?舐めとんか?」「セザンヌ(笑)キャンメイク(笑)」ってなるかもなので適当に流し読みしてくださいませ。
※初級って書いたけど中級はいつやるかはわからない。
やたら長いので目次つけておきます。
工程表
私はガチで化粧するときは
化粧下地(複数使う)→リキッドファンデーション→コンシーラー(複数使う)→フェイスパウダー→アイブロウ→ハイライト&シェーディング→アイシャドー→アイライン→マスカラ→チーク→リップ
の順番でやってるんですけど、ここから外せる工程はすべて外します。
羅列してて工程数の多さにビビった。これだけ手をかけてるのにブスなのか私は。
上の工程を圧縮します。
BBクリーム→(コンシーラー)→フェイスパウダー→アイブロウ→アイシャドウ→チーク→リップ
多分これが一番早いと思います。
コンシーラーをカッコに入れたのは人によってはこれすら外せるからです。
BBクリーム
ベースメイクです。これを塗ることにより肌が綺麗に見えて人権が向上します。
ファンデーションよりは薄付きでカラー展開も『明るめ』と『普通』くらいしかないので初心者にありがちな色選びミスが起きません。
BBクリームは色付きの化粧下地みたいなものなので保湿した後にこれだけ塗ればオッケー!ということになってる。
CCクリームやDDクリームというのもあります。このままいくと100年後にはZZクリームが誕生している予感。読み方はもちろん『ダブルゼータクリーム』
話がそれた。これはつべこべ言わず潔く男塗りします。
手にBBクリームを出して少し馴染ませて体温で溶かした後、そのまま手のひらごと顔面にベーー!!っと塗ってしまいましょう。
これが男塗り。テクも道具もいらないね!
勢いで、ベーー!っと塗ったらムラになってるところだけ指先で綺麗に整えましょう。これで勝つる。
私がいま使ってるのはこちら。
サラッとしているのでオイリー肌向け。
前使ってたの。これよりちょっと安くてややしっとりしてた。
コンシーラー
肌のアラを隠すためのものです。部分用ファンデーション。
特に気になる部分がない人はこれはなくてもいい。いろんな物を重ねて塗ると化粧が崩れる原因になるんです。嘘の上塗りは身の破滅を招く。
消したいモノがあるからコンシーラーが欲しいって言う人は、患部(?)にだけなるべくうすーく叩きこむように塗ってください。
クマとかシミとかニキビ跡とか、消したいモノは色々あると思うので、ググって悩みに適した商品をお探しくださいませ。
クリームタイプやスティックタイプなどがありますが、チップ式のクリームコンシーラーがあればなんとかなる。
どこでも売ってるセザンヌのコンシーラー。メイク始めたてのころ大変お世話になった
前にも紹介したThe saemのコンシーラー。乾燥ヨレが気になるけど強い。
フェイスパウダー
お粉です。ベースに塗ったクリームやらコンシーラーやらを固定させます。
パウダーファンデーションより軽めのがフェイスパウダーです。
大抵の商品にパフやブラシが付属しているので、何も考えずそれを使って塗ってください。国内ブランドならよっぽどハズレじゃない限り付属のブツで事足ります。
ルースパウダー(粉)よりプレストパウダー(固形)がオススメです。固形なら持ち運びできるので化粧直し用に別な粉を買わずに済みます。
ここで欲張って厚塗りすると後々崩れてエラいことになります。
オタクの7割が持ってるキャンメのマシュマロパウダー。迷ったらこれを買え。
私が初心者の頃ずっとこれ使ってたクリアラスト。パフが柔らかい。
アイブロウ
眉毛のことです。眉毛で顔の印象がほぼ決まるらしい。
地味ですが大事な工程なのでアイブロウ用アイテムは鉛筆からティント式まで様々あります。
化粧したことない人はおのずと眉毛がしっかりあると思うので、無理に描き足さずスクリューブラシで毛流れを整えて眉マスカラでちょっと色を明るくしただけで垢抜けるのではないでしょうか。
今はナチュラルな眉毛が主流なので、長すぎて下を向いちゃってるような毛を切る以外は大規模に手をかけなくて良いです。
あと、眉毛は絶対に抜かないで。抜いたら生えなくなります。マジで。
私は眉尻が不毛の地になったので心底後悔しています。毛根大事に。
今使ってるのキャンメのこれ。500円にしてはモチがいい。
どこのブログでもおすすめされてるのがヘビーローテーション。
パレットも安いぞセザンヌ
アイシャドウ
目の周りです。主にまぶた。
これはねー!!ザックリ説明するのが難しいよねー!!
一重にも種類あるし、二重にも種類あるし、タレ目だったりツリ目だったり、とにかくいろんな形があるからね!!!!
【自分の目の形 アイメイク おすすめ】みたいにググってくださいませ~。
私はまぶた薄めの一重(ツリ目気味)なのでそれ以外の方々に具体的に何か言うことができねえ!偉そーに語ってるのにすまない!!
とりあえず、最低限必要なのは自分の肌色に合うブラウンのアイシャドウパレットです。会社にも塗っていけるし、最悪の場合、冠婚葬祭それ1つでなんとか乗り切れます。
ブラウンのアイシャドウは目が慣れるまでみんな同じ色に見えるかもしれないけど、頑張ってください。
全部同じに見える例
https://www.nomorerules.net/pickup/brown_shade_eyes/
上であげたKATEのブラウンパレット。KATEのキラキラ好き。
私のイチオシ!EXCELのスキニーリッチ!
チーク
頬紅です。これがあるのとないのとで顔の健康さがガラっと変わります。
よほど肌が青白い人でない限り、最初のチークは無難なコーラルピンクをオススメしたい。
色白さんには是非セザンヌの紫色のチークを買ってほしい。あれは魔法だ。
チークって全然減らないからたくさん持ってても使い切る前に使用期限が危うくなるんですよねぇ。
パウダーチークやクリームチークやティントチークやリップにもなるチークなど様々ありますが、初心者はパウダーチークからですね。
色白さんの最終兵器、紫チーク。これがカネで買える透明感。
安くて無難な色だけどかわいいのがキャンメイクの凄さ。
リップ
美味しいのを買え。
違う、味は気にしなくていいです。口紅はさすがに説明しなくてもわかるっしょ。
こだわりがないならニベアとかメンソレータムの色付きリップでもしっかり戦えます。ただそーゆーのってモチがよろしくなくて頻繁に塗り直しが必要なのでメンドーかも。
1000円くらいで良いリップが買える時代になったので、是非ともステキな1本を探してみてください。ハマると沼だぞ。
ハイパーモノグサレディは塗り直しという発想がないと思うので、最近流行りの落ちにくいティントリップもオススメ。
というか、どこもかしこもティントばかりで化粧品売り場がおティントティントランド と化してる。適当に買ったブツがよく見りゃティントという事態が多い。
キャンメイクのはティントにしてはすぐ落ちるけど落ちなさすぎるのも怖いのでこのくらいがいいと思う。
とにかく安い!ちふれの350円リップ!なお、味はしない。
以上です。超ざっくりだな…。
我々は誰のために装うのか
それは自分自身のためです。(急に真面目なこと言いだした)
「人を見た目で判断してはいけない」という建前を喧伝しながら見た目での差別がもはや慣例になっているこの社会において、容姿をそれなりっぽくするのは不利益を被らないための自衛策です。
家の鍵をちょっと良いのに変えたら空き巣がさっさと諦めてくれるように、顔にちょっと何か塗っただけで社会人として認められるならそれでよくない??
本当は泥棒(=見た目で文句つける人)がいなくなれば良いんだけどねぇ…。
私もぶっちゃけ社会人になってから嫌々化粧を覚えたクチだよ。嫌々やってるうちはマジで嫌で嫌で嫌だったけど、ジワジワと沼り始めて今じゃこのアリサマです。
収集癖があるオタクは嫌々始めた化粧がいつのまにか沼る可能性もあるので気を付けてね!(大量の口紅を抱えながら)
ということなので、周りからゴチャゴチャ言われないあくまで最低限メイクだけご紹介しました。24歳くらいまでの私は実際こういう感じで人間としてやってました。
マスカラとかアイラインとかはまた中級編でご紹介する所存。
ワーワー言うとりますが、このブログに最初にあげた記事通り、綺麗になろうとか!美意識を高く!とか、私はそういうの全然考えてません。思いついたことを面白おかしくやりたいようにやってるだけです~。
本気で綺麗になりたい人は角栓を公開したり口紅を食べたりしません。
あ、あとね!申し訳程度に商品紹介のアフィリンク貼ってるけど、マツキヨとかツルハで買った方が安いかもだよ!!ってか化粧品はテスターで確認してから買ってね!
じゃあまた!次はベストコスメをまとめたい!