悪あがけ!ブス!

美女がやってる美容ブログは参考にならないから自分でやる。

会社の人にケツを見られたけど見られた事実より走って逃げられたことの方に傷ついた

悲しいことがあったので日記にしたためます。

弊社は諸事情により、現在トイレが仮設の和式トイレ1つしかありません。

もちろん男女共用です。

視線を感じて目を凝らすとタンクにカエルがいたり、ぼーっとしてると顔にクモの巣が張り着いたり、自然豊かなほほえましいエピソードが発生するのはしょっちゅうです。

私は細かいことをいちいち気にしない性格なので「不便だな~」くらいの感想しか抱かないのですが、母には「ありえない。そんな会社辞めなさい」と言われました。

そこまで言うほどか?

 

そんな環境のため、タイトルのような事態が起きたわけですよ。

いや、あのね、しかもこれで3回目なんですよ……。

毎回原因は同じで、私が鍵をかけたつもりでかけていなかったせいです。

もう100%私の落ち度です。うっかりうっかり。

1回目と2回目は仲良いおっちゃんだったので

「うわ~wwwwわりぃwwwwwww」

「汚いモン見せてごめんねぇwwwww」

「いや!!www見てねぇ!!見てねぇぞオレは!!wwwwww」

「嘘だべ~wwwwww」

ってお互いに盛大に草生やして済んだ。

ケツ見られたくらいで今さら傷付いたりしない女なんだよ私は。

繊細な女性だったら次の日から会社に来なくなって寝込んでしまうのかな。

良かった!繊細じゃなくて良かった!!

 

 

それで通算3回目の今日。

ジャーってして立ち上がってパンツを履きかけたタイミングでドアがピャッって開き、短い悲鳴があがりました。

あ、短い悲鳴をあげたのは私じゃなくて開けた側ね。

私は振り返りながら「うっわwwwwごめんなさいwwwwww」って言いましたよ。偉いので。

ドアの隙間から一瞬見えた顔は、挨拶を「ッスゥー…」って済ますロクにコミュケーションとれない系のおじさんです。

やっちまったな!!お互いに草生やして終わりにできないぞこれは……。

慌ててパンツとズボンを履いて「わぁ~!!すみませ~ん!!wwwww」と言いながらトイレを出る。

いない。おじさんがいない。

ふと遠くを見ると、構内(会社の敷地がだだっ広い)の奥に向かって走っていく人影が遠くにあります。

アイツ、走って逃げやがった……!!

え、なんで??

私が怒ると思ったのか?こっちから先制爆笑謝罪してるじゃん。

私が全面的に悪いんだから…そんな全力疾走で離脱することないでしょう…。

つーか、あの人これから仕事だから絶対に私と顔合わせなきゃいけないのでは?

どのツラ下げて事務所に入ってくる気なんだ?(ミスでケツ見せたクセに強気に出るブス)

 

とりあえず事務所に戻って

「さっきトイレの鍵締め忘れて〇〇さんにケツ見られたっすwwwwwww」と外堀を埋めに行く作業をする。超ウケた。大爆笑。

ケツでこんなに笑い取れる弊社サイコーじゃん。

しばらくして件の〇〇さんが「ッスゥー…」とクールにやってきた。

前々から思ってたけど、それはどこから空気が漏れてる音なんだ?挨拶くらいちゃんとしなさい。

つーか、なんかこう、私の顔を見ないように俯いてるっぽい。クール気取ってるけど申し訳なさみたいなのは感じてるんだね!?そうだね!?!?

あたしゃねぇ、ケツを見られた事実よりもその後アンタが走って逃げたことの方に憤りを感じているんだよ!!

 

走り出したくなるほど距離を置きたい汚いケツだったか!?!?

ごめんね…!!ごめんねぇーーーー!!!!!

 

という気持ちを込めて「さっきはごめんなさいね!!!!!でも走って逃げることはねぇっちゃ?!?!?!?」って言いました。デカい声で言いました。

したら、これまで簡単な受け答えしかできない穴が空いてるウキワみたいだった人間が急激に進化して「んだってよぉ!!!!!」と日本語で返してきました!!

すごい!初めてまともにコミュニケーションが取れた!!

 

その後、なんだりかんだりありまして「マジごめんwwww」とお互いに草を生やして和解しました。

それまで「なんだこの人カンジわりぃなー!」と思っていたのがまるで嘘みたいです。

まさにケツの功名です。

ケツを見られてもタダでは起きない。

 

 

というわけでした。良かったですね。

皆様におかれましては女性のケツを見ても走って逃げたりなどしないように。

 

そもそも

トイレの鍵はかけろよ!!!!